熱硬化性樹脂
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レゾールの酸硬化反応
合成樹脂化学史ノート(第18報)
鶴田 四郎
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1984 年 5 巻 2 号 p. 111-123

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抄録
レゾールに酸を加え常温で硬化させる反応は古くから知られているが, 工業的価値が少いため熱硬化反応ほどには研究されていない。本報では, まずE.Ziegler, G.Zigeuner (1947, 1948), K.Hultzsch (1947, 1950), G.E.Little (1962) らの論文を紹介するが, 酸硬化樹脂の主結合はメチレン (-CH2-) であるということは決定的であるが, ジメチレンエーテル (-CH2OCH2-) 結合の存否で意見が分かれている。
次にLittle, K.W.Pepper (1947) の提案した “barrier pH”, レゾルシンとホルムアルデヒドの2段階反応について述べる。多価フェノールの化学に関し2, 3の考察を行ったがそれにはH.v.Eulerら (1940), R.A.V.Raff, B.H.Silverman (1951), 山田富貴子 (1953) らの論文を参考にした。
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