抄録
1997年に容器包装リサイクル法が施行されてから一般廃棄物中の廃プラスチックのうち容器包装用のもののリサイクルが進んでいる. それは高価なリサイクル費用が支払われるためである. 特に使用済みペットボトルは化学リサイクルによるボトルからボトル (B to B) へのリサイクルをも可能にしている. また, このリサイクル費用は塩素を含む容器包装プラスチックのリサイクルをも可能にし, リサイクル量は著しく増えている. 熱分解およびNaOH溶液中における脱塩素のプロセスおよび基礎的速度について簡単に解説した. 脱塩素廃プラスチックを各地のエネルギー・素材産業で利用して炭酸ガスを削減する方策が示され, そのリサイクル費用は最終的にはごみ処理費用を目指すべきであることを強調した。