日本文学
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『赤い鳥』から『綴方教室』へ : 教師という媒介項
中谷 いずみ
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2004 年 53 巻 9 号 p. 36-46

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抄録
従来、大正自由主義的な運動として、あるいは「児童中心主義」と評されてきた『赤い鳥』の綴方教育は、文学者による文章教育と学校教育現場における文章教育という二つの流れが合流した地点でもあった。本稿は、文章教育であったはずの綴方を創作的、文学的活動の成果と見なす言説空間の成立を追うと共に、『赤い鳥』に集った教師たちにとっても、綴方教育が創作的、文学的活動として存在していた点に注目し、考察したものである。
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© 2004 日本文学協会
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