人間ドック (Ningen Dock)
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原著
40歳未満男性受診者の実態
島津 将小林 伸行小山 和貴濱田 桂入江 文萬造寺 知子渡部 洋行土屋 敦
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2021 年 35 巻 5 号 p. 739-747

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抄録

目的:40歳以上でメタボリックシンドローム(MetS)の者は,40歳以前からの不適切な生活習慣により生じるとされ,40歳未満から生活習慣を改善する必要がある.そこで,40歳未満男性受診者のMetS群,メタボリックシンドローム予備群(予備群),および腹囲正常で検査値異常を示す非メタボ高危険群(危険群)の現状について検討した.

対象および方法:2017年度のMetS判定可能な40歳未満男性受診者2,527名につき,MetS群,予備群,危険群,それら以外を健康群に分類し,それぞれ体型や臨床検査値および生活習慣につき検討した.

結果:MetS群は151例(6.0%),予備群は408例(16.1%),危険群は43例(1.7%)でみられた.MetS群,予備群では,「20歳時から10kg以上の体重増加」があり,「食事摂取の速度」が速かった.飲酒は危険群で「毎日」の割合が高率であり,1回の飲酒量は健康群に比べ,各群で多かった.また,運動習慣は健康群で実施している者が多いわけではなかった.喫煙や食習慣では,各群で有意差を認めず,健康群でも不適切な生活習慣を送っている者は多いと考えられた.

結論:MetS群,予備群では体重増加を認めている者が多く,まずは肥満にならないようにする必要がある.一方で,健康群にも,不適切な生活習慣を送っている割合は多く,現在の健康状況にかかわらず生活習慣を改善する必要がある.

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© 2021 公益社団法人 日本人間ドック学会
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