山形大学医学部皮膚科教室
1982 年 44 巻 1 号 p. 32-36
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76才女子の左頬部に原発し, 切除術, 放射線療法, 化学療法にもかかわらず, 広範な転移をおこし, 約4年の経過で死の転帰をとつた脂腺癌の1例を報告した。脂腺癌の組織学的診断およびその位置づけ, 悪性度については, 異論のあるところであるが, 著者らは本症例における経験から, 高い悪性度を持つ腫瘍として対処することの必要性を述べた。
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