東京警察病院形成外科研究センター
1985 年 47 巻 2 号 p. 337-341
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仔牛の真皮コラーゲンをペプシン処理により可溶化し, 抗原性を示すテロペプチドを除外したアテロコラーゲンを作る。これを真皮内に注射することにより, 外傷または病気によつて惹起された皮膚陥凹ないし変形などを治療する。本法の適応例としてもつとも効果を示したものは外傷によつて陥凹だけを生じた例であつた。しかるに瘢痕が中心となつて皮膚の陥凹を生じた例ではその効果はやや劣つた。本剤の使用によつてアナフィラキシー症状は経験しなかつた。
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