西日本皮膚科
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症例
Milia-like Idiopathic Calcinosis Cutis in Down Syndromeの1例
伊東 祥雄佐々木 哲雄矢田 佳子川島 淳子高橋 愼一
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2008 年 70 巻 6 号 p. 621-624

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抄録

12歳,Down症候群の女児。出生時より両手足背面に白色小皮疹が生じ,自然に脱落するものもあるが徐々に増数してきたため,当科初診。両手背,指背と足背に多発する稗粒腫様白色小結節と両下眼瞼及び上頬部に多発する汗管腫様小腫瘤を認めた。手背の小結節の組織では,表皮直下に結節状の石灰沈着を認め,その上の表皮は菲薄化し,石灰沈着の底部には一部異物反応が生じていた。以上より本症例をmilia-like idiopathic calcinosis cutis in Down syndromeと診断した。

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© 2008 日本皮膚科学会西部支部
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