日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
限局性主膵管狭窄の経過観察中に発生した小膵癌の1例
村林 桃士越田 真介枡 かおり菅野 良秀小川 貴央岡田 恭穂及川 昌也野田 裕澤井 高志伊藤 啓
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2019 年 116 巻 1 号 p. 99-108

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抄録

症例は83歳男性.膵体部の主膵管狭窄を経過観察し,3年目に精査を行った.MRCPで狭窄部近傍の微小囊胞が増大,ERPで主膵管狭窄が増悪,CTで狭窄部に一致した限局性膵萎縮を認めた.EUSで狭窄部に10mmの低エコー腫瘤を認め,EUS-FNAを施行.腺癌の診断で膵体尾部切除術を施行した.病理所見では9mmの中分化型腺癌を認め,浸潤癌周囲の主膵管と分枝膵管に高異型度膵上皮内腫瘍性病変を認めた.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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