日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
今月のテーマ(総説):炎症性腸疾患の新規治療
IBD治療における本邦からのエビデンス―クローン病に対するアダリムマブ,monotherapyかcombination therapyか? DIAMOND試験を中心に―
久松 理一齋藤 大祐尾崎 良
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2019 年 116 巻 3 号 p. 193-199

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抄録

クローン病治療における抗TNFα抗体製剤とチオプリン製剤の併用の可否については,有益性,副作用リスクの観点から議論が続いている.本邦において,生物学的製剤ナイーブクローン病患者における抗TNFα抗体製剤アダリムマブ(ADA)とアザチオプリン(AZA)の併用療法と,ADA単独療法の多施設共同ランダム化比較試験(DIAMOND試験)が行われた.本稿ではこのDIAMOND試験を中心に,本邦のリアルワールドデータを示したADJUST study,チオプリン製剤のリスクを明らかにしたMENDEL studyなど,本邦から発信されたエビデンスをもとに抗TNFα抗体製剤とチオプリン製剤の併用について考察する.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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