日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
胆管プラスチックステントが原因と考えられた仮性動脈瘤から胆道出血をきたした膵頭部癌の1例
村上 正俊加来 豊馬肱岡 真之甲斐 亮三安森 弘太郎原田 直彦中牟田 誠河邉 顕
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2019 年 116 巻 9 号 p. 754-763

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抄録

症例は51歳女性.切除不能膵頭部癌による閉塞性黄疸に対して内視鏡的に胆管プラスチックステント(PS)を留置した.重粒子線治療,全身化学療法を施行したが,経過中に急性胆管炎,大量下血を発症し入院となった.大量下血の原因は右肝動脈に形成された仮性動脈瘤の胆管内穿破であった.同部位は胆管PSの肝側端と一致しており,留置していたPSによる動脈壁や胆管壁に対する持続的な刺激が動脈瘤形成の一因と考えられた.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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