Neurologia medico-chirurgica
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Leptomeningeal Melanoma Associated with Straight Sinus Thrombosis —Case Report—
赤井 卓也Naoya KUWAYAMATsuneaki OGIICHIMasanori KURIMOTOShunro ENDOAkira TAKAKU
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1997 年 37 巻 10 号 p. 757-761

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抄録
頭痛、嘔吐で発症した直静脈洞血栓症を伴ったメラノーマ髄腔播種の1例を報告する。症例は36歳女性。脳CT,MRでくも膜下腔のびまん性の造影剤による増強を認めた。入院後、急速に意識が低下し、血管写では直静脈洞の閉塞を認めた。マイクロカテーテルを用いて、ウロキナーゼによる選択的血栓溶解術を行い、静脈洞の再開通を得た。術後、意識障害は消失したが、2週間後に対麻痺が出現した。腰部脊髄の生検により、悪性メラノーマの髄腔播種と診断した。直静脈洞血栓症の原因としては、腫瘍細胞の浸潤による血管炎あるいは腫瘍の存在に伴う血液凝固機転の活性化が考えられた。
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© The Japan Neurosurgical Society
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