Neurologia medico-chirurgica
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Fetal Cavernous Angioma —Case Report—
橋本 浩Toshisuke SAKAKIYasushi ISHIDATatsuo SHIMOKAWARA
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1997 年 37 巻 4 号 p. 346-349

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抄録
胎児期に脳内出血で発症した海綿状血管腫の一手術例を報告する。症例は、在胎32週に超音波エコーにて水頭症の診断を受け36週に帝王切開で出生した男児である。MRIにて著明な水頭症と大脳基底核から脳室に及ぶ出血を認めた。生後2日目に右前頭開頭により摘出術を加えた。組織所見では異常血管の周囲に薄いヘモジデリンの沈着とgliosisを認めた。海綿状血管腫において重篤な出血を来たさない原因として、血管腫周囲のgliosisが膜様効果を示すことが指摘されている。我々が検索し得た胎児海綿状血管腫の7例を検討すると、重篤な出血例が多い傾向にあり、血管腫周囲のgliosisが未熟なため成人例に比べて重篤な出血を呈するものと考えられた。
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© The Japan Neurosurgical Society
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