Neurologia medico-chirurgica
Online ISSN : 1349-8029
Print ISSN : 0470-8105
ISSN-L : 0470-8105
Roentgenological Study of the Sagittal Diameter of the Cervical Spinal Canal in Normal Adult Japanese
佐々木 尚Satoru KADOYAHideaki IIZUKA
著者情報
ジャーナル フリー

1998 年 38 巻 2 号 p. 83-89

詳細
抄録
本邦正常成人における頚椎脊柱管の前後径をフィルム一焦点間距離1.5mで撮影した頚椎側面像で計測した。対象は男性505例(15-84歳、平均46歳)、女性492例(15-80歳、平均45歳)である。平均値は第4頚椎レベルで最小で、15.2±1.5mmであったが、第4、第5頚椎間には優位差を認めなかった。下限値は第4、第5頚椎レベルで12.2、12.3mmで、この値以下では頚髄症が発症する危険性が高いと考えた。男女差は男性が女性より平均0.8mm優位に広かった。年齢別に比較すると性差は無く、若年者で広かった。頚椎症性変化は50代で40.1%、60代57.7%、70代76.6%に認められ、男性に高頻度であった。後縦靭帯骨化症は2.1%に見られた。
著者関連情報
© The Japan Neurosurgical Society
前の記事 次の記事
feedback
Top