抄録
デジタル国際電話同義を用いた画像転送、遠隔会議システムを日本とマレーシア間に構築した。このシステムは、通常の個人用コンピューターとイメージスキャナー、ターミナルアダプターから構成されている。転送された画像は、診断と討論に寄与する高い質を有していた。ただ,単純写真のようなデータ量が多いものでは、質の低下が見られた。画像の一枚の転送には約20秒を要し、これにかかる費用は、郵送とほぼ同等であった。このシステムの最も大きな特徴は、その高い画質と経済的効率性、そして、プライバシーの保護性の高さである。このシステムにより、先進国と円売途上国の脳神経外科医の不均等分布の問題の一つの序次の方向性が明らかとなった。