Neurologia medico-chirurgica
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Dorsally Sequestrated Thoracic Disc Herniation —Case Report—
森実 飛鳥Junya HANAKITAHideyuki SUWANoboru OHSHITAKazuo GOTOHTokuhiro MATSUOKA
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1999 年 39 巻 11 号 p. 769-772

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抄録
硬膜管背側に脱出した胸椎椎間板ヘルニアの一例を経験した。硬膜管背側にまで脱出した椎間板ヘルニアは比較的希なものであり、腰椎では多数報告されているが、胸椎の例となるとごくわずかな報告しかない。症例は53歳男性。主訴は腰痛、両下肢の脱力。明かな外傷の既往はない。MRIではTh10-11硬膜管の右側から背側に回り込むようにTh10椎間板から連続するmassを認めた。Gdにてmassの周囲がわずかにenhanceされた。CTでは異常な石灰化は見られなかった。後方からの椎弓切除によるヘルニア切除術を行い、満足な結果が得られた。病理診断も椎間板ヘルニアであった。診断にはMRIの所見が有効であった。
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© The Japan Neurosurgical Society
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