抄録
脳生検術におけるguiding systemの特徴とその有用性について検討したので報告する。対象は1985年より1997年までに行った生検術26例(23患者)である。定位的生検術が8例、エコーガイド下が8例、Neuronavigatorのみ用いたのが1例、Neuronavigatorとエコーの併用が4例であった。5例は病変が大きく脳表に近いため、guiding systemは要しなかった。それぞれのguiding systemは固有の長所、短所があり、標的とする病変の放射線学的特徴(部位、性状)によって最適なsystemを選択することが肝要と思われた。