自然環境復元研究
Online ISSN : 2759-2472
Print ISSN : 1347-5738
総 説
樹種の生理的特性と森づくりによる都市環境への効用
久野 春子
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2007 年 3 巻 1 号 p. 59-65

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抄録
近年、地球規模での温暖化が進み、また、都市部ではヒートアイランド現象や大気汚染、熱汚染が広域化して、都市域の環境は悪化している。これらを改善するために緑地の保全や創造は重要な課題である。そこで、樹木が本来持っている光合成作用や蒸散作用の生理的特性を明らかにし、環境改善に提唱できる樹種について研究を行った結果、コナラやクヌギなどの落葉広葉樹の効用が大きいことが示唆された。次に、1974 年と1989 年に植樹して創造したコナラ・クヌギ林を調査して、それらの大気汚染浄化効果、ヒートアイランド現象低減効果および温室効果ガスの二酸化炭素の吸収・蓄積量を推測した。それらの結果を記述して、環境改善に効果のある森づくりの例を紹介する。
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© 2007 自然環境復元学会
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