日本食品工業学会誌
Print ISSN : 0029-0394
ガスクロマトグラフィーによるラードの脂肪酸組成
秋谷 年見山崎 恵
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1964 年 11 巻 12 号 p. 530-533

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抄録

ガスクロマトグラフィーによって市販ラード10点の脂肪酸組成の分析を行なった。ガスクロマトグラフィー法は,運転の条件が適切であれば,再現性±1.3%以内で構成脂肪酸の組成を定量しうることを明らかにした。
市販ラード10点の主要脂肪酸組成の平均値は,パルミチン酸26.4±2.3,ステアリン酸14.2±1.7,オレイン酸41.6±2.7,リノール酸6.1±5.0,リノレン酸1.6±0.8%であった。

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© 社団法人 日本食品科学工学会
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