東京水産大学
1991 年 38 巻 6 号 p. 540-544
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超音波処理したキハダ普通筋および血合筋肉糊の熱ゲル化反応を調べた.超音波処理における水溶液のpHと温度は,熱ゲル化に影響を与えた.熱ゲル化を促進する超音波処理の至適pHおよび温度は,それぞれ5.7付近および30℃であった.両筋肉アクトミオシンの変性では,超音波処理によってMg-, Ca-, EDTAATPase活性は著しく減少した.加熱によるMgATPase活性の変動は,超音波処理で速められるが,キハダ普通筋と血合筋の間で著しく相異した.
農産加工技術研究會誌
日本食品科学工学会誌
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