慶應義塾大学 [日本] https://ror.org/02kn6nx58
九州大学 [日本] https://ror.org/00p4k0j84
産業医科大学 [日本] https://ror.org/020p3h829
医療法人社団日鉱記念病院 [日本] https://ror.org/058yxq906
2023 年 36 巻 1 号 p. 50-
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ITOターゲット板を湿式研削していた作業者が1998年に間質性肺炎と診断され、2001年に両側気胸により死亡した。本例をきっかけに、ITO等難溶性インジウム曝露による肺障害の研究が始まり、複数の症例、疫学研究から、インジウム肺(間質性肺炎・肺気腫)の発生との因果関係が確立した。各企業の自主的な労働衛生の3管理の徹底と国の特化則規制により、我が国での新規重症インジウム肺発生はほとんどなくなったが、過去の曝露による肺気腫の進行と肺癌発生の可能性に注意を要する。
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