脳と発達
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脳性麻痺児の下垂体成長ホルモン分泌予備能に関する検討
林 優子白石 泰資谷 淳吉荒木 久美子倉繁 隆信
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1989 年 21 巻 3 号 p. 239-244

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抄録
脳性麻痺 (CP) および精神遅滞を有する14~18歳の重症心身障害男児11例 (アテトーゼ型4例, 痙直型7例) に, 成長ホルモン分泌因子 (growth hormone releasing factor: GRF) およびclonidineによる負荷試験を行い, 下垂体の成長ホルモン (GH) 分泌予備能を検討した.アテトーゼ型では, clonidineによるGHの反応は低いが, GRF負荷による下垂体GH分泌予備能は残存しており, 視床下部レベルでの障害が疑われた.一方, 痙直型では, GRF負荷による下垂体GH分泌予備能は低下していた.アテトーゼ型は, 痙直型に比して, 体格は小柄で性発育も遅延しており, 血漿somatomedin C (Sm C) は低値であった.これらの結果は, CPの病態生理を反映すると考えられた.
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© 日本小児小児神経学会
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