市立札幌病院小児科
1991 年 23 巻 2 号 p. 207-208
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発作をおこすと重積状態に陥ることを繰り返し, thiamylal sodiumの静脈でしか頓挫させられなくなった難治てんかんの幼児例に対して, thiamylal sodium 30mg/kgの注腸療法を試みた. 注腸療法開始後重積状態に陥ることは減少し, 半年後以降は発作は数分ないし十数分で自然に止まることが多くなった. Thiamylal sodium注腸療法は有用であった.
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