2020年度の診療報酬改定に伴い「排尿自立支援加算」が新設され,それに伴いA病院でも排尿ケアチームが発足となった.そのなかで混合病棟における知識普及のための活動を行い,学習効果を確認し今後のチーム活動へ還元することを目的とし介入を行った.介入を行う前に実施した無記名自記式調査と,聞き取り調査から得られたデータをもとに知識が不足していると思われる内容についての勉強会の開催及び,実際の症例での指導介入を行った.介入半年後の同様の調査の結果では全体的に知識が向上した結果であった.また,排尿ケアチームへのコンサルテーション件数も上昇した.事前に介入対象の状況を把握したうえで介入方法を検討したことが,知識向上に繋がったからだと考える.しかし介入一年後に再調査を行ったところ,すべての結果は低下していた.学習効果は一時的なものであり,今後も継続的な介入が望まれるということが明らかとなった.