耳鼻咽喉科展望
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臨床
原発性副甲状腺機能亢進症6例の検討
森 智昭江川 峻哉小野 智裕門田 哲弥嶋根 俊和寺尾 元三邉 武幸
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キーワード: 限局手術, 画像診断, intact-PTH
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2010 年 53 巻 1 号 p. 29-34

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抄録
今回我々は当科にて原発性副甲状腺機能亢進症の手術症例を6例経験したので報告する。
症例は男性2例, 女性4例で骨型が2例, 生化学型が4例, 腎結石型が0例であった。術前のカルシウム値, i-PTHは共に高値を認めていた。術前検査で全例において超音波, MIBIシンチを施行した。全例で一腺のみの腫大を認め腺腫であると考えられた。そのため術式は, 術前部位診断に基づいた限局手術を施行した。術後の病理検査結果では全例がadenomaと術前の画像診断と相違のないものであった。また術後のカルシウム値, i-PTH値は共に低下を認めた。
現在外来にて経過観察中であるが, 腫瘍の再発や検査値の再上昇は認めていない。
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© 2010 耳鼻咽喉科展望会
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