市立堺病院耳鼻咽喉科
大阪大学医学部耳鼻咽喉科学教室
大阪府立病院耳鼻咽喉科
大阪府立公衆衛生研究所
1993 年 36 巻 5 号 p. 563-571
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ラット腹腔肥満細胞を用いて, ヒスタミン遊離に対する温熱の影響について検討した。ヒスタミン遊離刺激物質としては, DNP-Asを抗原とする特異的刺激とcompound 48/80, substance-Pなどの非特異的刺激を用いた。43℃, 10分から15分問の温熱処理により, ラット肥満細胞からの特異的および非特異的刺激によるヒスタミン遊離は抑制され, その効果は5時間以上持続する結果が得られた。
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