栗原中央病院耳鼻咽喉科
東北大学大学院医学系研究科感覚器病態学講座耳鼻咽喉科学分野
仙台市
2004 年 47 巻 Supplement1 号 p. 28-32
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エアロゾル療法は薬剤を必要とする部位に高濃度に投与でき, そのため全身的な副作用を少なくすることができる。鼻腔は気道の入口であるため, 薬剤の投与は他の部位に比べ容易でありエアロゾル療法に適している。今回スギ花粉症患者にエアロゾル療法の一つである局所ステロイド薬併用の初期治療を行い, 臨床症状の発症を遅らせることができその治療効果を示すことができた。このことを中心にアレルギー性鼻炎に対するエアロゾル療法の有効性を述べる。
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