2008 年 77 巻 3 号 p. 296-300
a面サファイア基板上にc軸エピタキシャル成長した単結晶ZnO/Zn1-xMgxO薄膜において,高い移動度を有する二次元電子ガス(Two-Dimensional Electron Gas : 2DEG)がヘテロ界面に形成されることを見いだし,その主たる要因が,Zn1-xMgxOとZnOの自発分極差に基づく内部電界であることを明らかにした.この2DEGを用いてトップゲート型の電界効果トランジスタを試作し,そのZn1-xMgxOゲート障壁層表面をアミノ基で修飾することによって,当該構造がバイオセンシングに役立つイオンセンサーとして動作することを実証した.