自然科学研究機構 分子科学研究所 光分子科学研究領域
2009 年 78 巻 2 号 p. 136-140
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原子・分子系の量子状態を外部からのレーザー光照射によって制御する研究はコヒーレント制御と呼ばれ,化学反応制御や量子情報技術などへの応用が期待されている.超短パルスレーザー光は広いスペクトル幅をもつため,一発のパルス照射によって系の複数の量子状態がコヒーレントに励起される.パルスを二発にすれば,対象とする系に独立した二つの波束の重ね合わせ状態を作成することができる.本記事では,アト秒精度で光パルス間の遅延時間を制御することで実現できる,分子の波束状態を制御する手法について紹介する.
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