応用物理
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Print ISSN : 0369-8009
解説
緊急地震速報の仕組みとこれからの課題
堀内 茂木
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2011 年 80 巻 1 号 p. 18-23

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抄録

緊急地震速報のための自動解析システムが開発され,地震検出後2〜3秒間で,99% の地震の震源パラメータが,ほぼ正確に決定できるようになった.気象庁はこのシステムを導入し,2007年10月より,テレビやラジオによる緊急地震速報の実運用を開始した.課題は,震度の推定精度が低く,震源から30km以内で間に合わないことである.震度マグニチュードを導入し,家庭用地震計を普及させることにより,主な課題は解決できると思われる.東海,東南海,南海地震などの大地震発生の場合,大部分の地域で,大きな揺れが到着する30〜50秒前に緊急地震速報が配信されるはずである.緊急地震速報は,大地震の災害軽減に極めて有効である.

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© 2011 公益社団法人応用物理学会
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