早稲田大学 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻
(独)放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター・物理工学部
2011 年 80 巻 1 号 p. 24-29
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重粒子線(炭素線)がん治療は,わが国が世界に先駆けて導入・発展させてきた治療法・技術であり,外科手術が困難ながんや高齢者の治療に多くの実績をあげてきた.この優れた治療法を地域医療や海外に広く普及させていくためには,その主要部分である重粒子加速器の小型化・高効率化・低コスト化が不可欠となる.本報告では,高い普及率が期待できる次世代がん治療用加速器として開発が進められている「高温超伝導サイクロトロン」について,重粒子線がん治療の現状とともに概説する.
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