応用物理
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超伝導線材開発の進展と今後の展望
熊倉 浩明
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2011 年 80 巻 5 号 p. 392-396

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抄録

超伝導線材は抵抗ゼロで大電流が流せるため,これを各種の電力機器に応用すると効率が高まるだけでなく,機器が小型・軽量化されるので,省エネルギーや低炭素化などの観点から重要である.従来から使用されてきた線材は金属系のNb -TiとNb3Snであり,各種のマグネットに用いられている.一連の高温酸化物超伝導体では,ビスマス系とイットリウム系酸化物について鋭意線材化研究が実施され,最近では長尺線材の開発も進められて各種電力機器への応用が真剣に検討されている.2001年に日本で発見されたMgB2についても線材化研究が進められ,特性の向上が得られている.これらの線材については,今後,研究開発がいっそう進んで実用化に近づくと期待される.

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© 2011 公益社団法人応用物理学会
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