2010年に発足した技術研究組合LEAPは,Internet of Thingsへの応用などを念頭に,LSIのさらなる低消費電力化に貢献するデバイスとして,薄膜SOI基板を用いたSOTBや,抵抗変化を利用した原子移動型スイッチ,磁性変化メモリ,相変化メモリ,そして,カーボンを用いた低抵抗配線技術を開発してきた.量産と同じ300mmウェーハを用いた試作環境を構築し,これらのデバイスを用いたLSIチップが試作できるまでになった.本稿では,低電圧動作という観点でのデバイスの特徴と,LSIで実証した低電力特性について紹介する.