応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
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量子メトロロジートライアングル
金子 晋久大江 武彦
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2014 年 83 巻 5 号 p. 356-362

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抄録

現在,量子電気標準はジョセフソン効果と量子ホール効果による電圧と抵抗の実現のうえに成り立っている.電流つまり,アンペアは7つのSI基本単位の1つにもかかわらず,これら2つの量子効果から間接的に「組み立て量」として実現されている.この理由について解説し,そして2018年にも改定が予定されている電気素量,プランク定数を定義値とする新しいSIに向けた,単電子トンネリング効果を基本とする電流標準について説明する.最後に,ジョセフソン効果,量子ホール効果,単電子トンネリング効果の間の整合性の検証,つまり量子メトロロジートライアングルと呼ばれるオームの法則の量子力学的検証について概説する.

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© 2014 公益社団法人応用物理学会
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