国立研究開発法人物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(WPI-MANA)
2016 年 85 巻 6 号 p. 474-479
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
鋭角経路や欠陥による散乱が抑制されるトポロジカル電磁波伝搬が注目されている.その実現には外部磁場の印加や特殊な材料が必要とされていたが,最近,我々は誘電体でできたフォトニック結晶におけるトポロジカル特性発現を解明した.フォトニック結晶の空間対称性から,電磁波に有効なスピン自由度が生まれ,時間反転対称なトポロジカル電磁状態が可能になっている.トポロジカルフォトニクスとエレクトロニクスの融合による革新的デバイスの開発が期待される.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら