東京大学 大学院工学系研究科物理工学科
国立研究開発法人理化学研究所 香取量子計測研究室 国立研究開発法人理化学研究所 光量子工学領域
東京大学 地震研究所
東京大学 大学院工学系研究科物理工学科 国立研究開発法人理化学研究所 香取量子計測研究室 国立研究開発法人理化学研究所 光量子工学領域
2017 年 86 巻 11 号 p. 972-976
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
アインシュタインの一般相対性理論によれば,時の経過は重力によって変化する.地球上の同じ高さに置かれた2つの時計の片方を1cm持ち上げると,持ち上げられた時計の進みはもう1つの時計より1.1×10-18だけ早くなる.本稿では,遠隔2地点に18桁精度の光格子時計を設置し,この相対論的時間の進みの差をセンチメートルの高さの差に相当する精度で観測した,世界初の「相対論的測地」実験について紹介する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら