名古屋大学 大学院工学研究科材料デザイン工学専攻
2020 年 89 巻 4 号 p. 213-217
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固体電解質とLi金属負極を組み合わせ,リチウムイオン電池(LIB)を超える高エネルギー密度を実現する蓄電池の開発が期待されている.立方晶Li7La3Zr2O12(LLZ)は,高い剛性率とイオン伝導率,またLi金属に対する耐還元性を併せもつことから,実用化が期待される酸化物系固体電解質である.本稿では,LLZ表面でLi金属負極を充放電する際に生じる短絡の問題とその解決に向けた取り組みについて紹介する.
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