国立研究開発法人理化学研究所 開拓研究本部渡邉分子生理学研究室
2020 年 89 巻 6 号 p. 343-346
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現在,マイクロチップを利用したデジタルバイオ分析は,従来の生物学研究を大きく発展させるだけでなく,遺伝子診断などの核心技術として,創薬・医療分野での産業応用への道筋を開拓しつつある.本稿では近年開発された「生体膜マイクロチップ」に焦点を当て,それらを基盤とした膜タンパク質のデジタルバイオ分析の最前線を紹介するとともに,創薬・医療における近未来像を提示したい.
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