慶應義塾大学 理工学部物理情報工学科
慶應義塾大学 理工学部物理情報工学科 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所
2022 年 91 巻 2 号 p. 86-90
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カーボンナノチューブ(CNT)やグラフェンといったナノカーボン材料は,化合物半導体では困難なシリコンチップ上での光デバイス用材料として期待されている.本稿では,ナノカーボン材料を用いた光デバイスとして,グラフェン黒体放射発光素子,半導体CNTによるEL発光素子,室温・通信波長帯で動作する単一光子源,シリコンフォトニクス‐CNT融合素子を紹介し,シリコンチップ上での集積光デバイスや量子情報素子への展望を述べる.
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