日本心理学会大会発表論文集
Online ISSN : 2433-7609
日本心理学会第84回大会
セッションID: SS-029
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公募シンポジウム
我が国における行動理論を基盤としたペアレントトレーニングの展開:子どもの行動変容への影響
金山 裕望金 喬境 泉洋谷 晋二佐藤 寛
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抄録

子どもの外在化問題の改善を目指した支援が国内外を問わず実践されてきた。特に行動理論を基盤としたペアレントトレーニング(Behavioral parent training: BPT)は我が国において多く実践されている(石川ら,2015)。近年ではBPTを基盤として,対象となる子どもの年齢層や問題行動の範囲を拡げ,より効果の高い支援を様々な親に実践する動きが広がり始めており,子どもの行動の変容への有効性が報告されてきた。そこで本シンポジウムでは,我が国で行動理論を基盤とした先進的な親支援(ペアレント・プログラム,親子相互交流療法,CRAFT)を実践している研究者に登壇していただき,各支援法についてご紹介いただく。そして各支援法を我が国において実践することの意義,子どもの行動変容への有効性,そして支援法の今後の展望について報告していただく。

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© 2020 公益社団法人 日本心理学会
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