日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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ゾルゲル法により調製したγ-アルミナ粉末を用いるアルミナのパルス通電焼結
矢島 洋一飛田 将大樽田 誠一北島 圀夫
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p. 161

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抄録
金属Al溶解法で調製した多核ヒドロキソAl錯体(PHA: polyhydroxoaluminum)溶液にポリビニルアルコール(PVA)を添加したPHA-PVA複合ゲルを仮焼することにより, γ-アルミナが得られることに着目し, PHA-PVAゲル経由のγ-アルミナ粉末を用いて, パルス通電焼結法(PECS: pulse electric current sintering)により焼結温度1250∼1550℃でアルミナセラミックスの緻密化を試みた. その結果, PHA-PVAゲルからのγ-アルミナ粉末を得るための最適仮焼温度を明らかにし, PECSにより一軸加圧力30MPa下, 保持時間3分間で99%以上の緻密化率が達成できるとともに, PVA無添加で得られた遷移アルミナ粉末を用いた場合に比べて焼結温度を低下できることを見出した. また, 850∼950℃で仮焼したγ-アルミナ粉末を用いた場合, 焼結温度1350℃で800MPa程度の曲げ強度が得られた.
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©  日本セラミックス協会 2002
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