抄録
オートクレーブに, CaとPO4を含む電解液を入れ, 電流密度は12.5mA/cm2と一定にし, 電解液温度と電解時間を組み合わせた. 試料電極は純チタン板(20×20×0.5mm)を用いた。水熱·電気化学的方法によるアパタイトを合成した. 室温で電気化学的に析出したアパタイトは結晶性の低い顆粒状, 100℃では0.5∼1μmの幅の針状結晶, 200℃では約10μmの幅の針状結晶になるが, この条件を組み合わせると多様な形態のアパタイトが生成した. 条件(3)の析出物, すなわち200℃で30分間析出後, 100℃で30分間析出したものであるが, 200℃で析出した約10μmの幅の針状結晶の表面に, 0.5∼1μmの細長い針状結晶が配列して生成していた.