日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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着積雪に及ぼす表面コーティングの効果の検討 3
加古 哲也中島 章入江 寛渡部 俊也橋本 和仁
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キーワード: 撥水性, 親水性, 着積雪防止
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p. 232

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抄録
昨年の実験から湿雪では、単一な表面性状で良好な湿雪の着落雪特性を得ることは困難であることが分かった。そこで、超撥水性表面に親水性チャンネルを超撥水性表面と同一平面(2次元)に或いは表面に溝を彫り、その凸部に親水性、凹部に超撥水性(3次元)を付与した材料を作製し、それらの着落雪特性について検討した。2次元の試料では着雪落雪特性とも不利であり、落雪には試料表面が超撥水表面がの粗さ以上の水膜で覆われる必要がある上、超撥水性面から親水性面へ水が移動し、超撥水面の粘性が増加し、落雪を阻害していることが考えられた。一方、3次元表面では着落雪特性において良好な特性を示した。以上のことから湿雪の落雪特性を向上させるには親水性は凸部に超撥水性は凹部に処理することが有効であることが分かった。
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©  日本セラミックス協会 2002
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