日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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希土類元素を添加したアルカリ土類アルミネート結晶の破壊発光と長残光特性
坂井原 巌田中 勝久若杉 隆大田 陸夫藤田 晃司平尾 一之
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p. 244

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抄録
長残光蛍光を示すBaAl2O4:Eu2+, Dy3+, SrAl2O4:Eu2+, Dy3+およびCaAl2O4:Eu2+, Nd3+多結晶体の破壊発光の有無を調べた。BaAl2O4:Eu2+, Dy3+とSrAl2O4:Eu2+, Dy3+多結晶体は強い破壊発光を示すのに対して、CaAl2O4:Eu2+, Nd3+多結晶体は長残光を示すものの破壊発光を全く示さなかった。長残光は熱によるモデルが提案されている。SrAl2O4の結晶構造と圧電性は不明であるが、BaAl2O4は六方晶で圧電体であり、CaAl2O4は単斜晶で非圧電体である。このことと破壊発光測定の結果から、少なくともBaAl2O4:Eu2+, Dy3+とCaAl2O4:Eu2+, Nd3+については、破壊発光が破壊時に生じる熱による発光ではなく、圧電体に圧力を加えた際に生じる圧電気により励起された電子による寄与が大きいと推測される。
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©  日本セラミックス協会 2002
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