日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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CVD法によって作製した希土類ドープY2O3ウィスカーの蛍光特性
ナジャホフ H.佐藤 裕子大塩 茂夫飯田 誠之齋藤 秀俊
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p. 247

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抄録
CVD法によって作製されたY2O3:Tm3+の蛍光特性を広い温度範囲において調査した。Tm3+イオンを最も高いエネルギーレベルに励起した場合、温度消光が見られるが、他の低いレベルに励起された場合はそれらが見られないことが分かった。温度消光が生じる原因として、電子が高レベル準位から伝導帯へ熱活性されることが考えられる。このモデルを基に、Tm3+イオンのエネルギーレベルの位置を、Y2O3のバンドギャップの中に決定した。
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©  日本セラミックス協会 2002
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