日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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窒化ケイ素/W系複合材料の作製と摩耗特性
日向 秀樹平尾 喜代司阪口 修司山内 幸彦
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p. 251

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抄録
窒化ケイ素セラミックス/W化合物複合材料を作製し、その機械的特性及び摩擦摩耗特性を調べた。焼結条件によって、内部生成するW化合物の相が異なることが確認された。低温域ではW2が生成するのに対して、高温域ではW金属が生成していることが確認された。得られた焼結体の組織は、最大で約3ミクロンの粒子が分散された構造をしていた。四点曲げ強度はWの生成していたものにおいて、910MPaであった。摩擦摩耗試験の結果、比摩耗量は小さくなることが確認された。摩耗面のEDS分析の結果、摺動痕近傍においてW, Si, Oが増加していることから、摺動時のWの酸化により、摺動部に摩耗に対する保護層が生成しているものと考えられる。
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©  日本セラミックス協会 2002
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