日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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機械的強加工を施した酸化チタン微粒子の構造と物性
左海 和之町田 信也重松 利彦
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p. 266

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抄録
メカニカルミリング処理を施したアナターゼ型及びルチル型酸化チタン微粒子の構造について検討した。メカニカルミリング処理の早い段階でアナターゼ型酸化チタンからβ-TiO2への相転移が起こった。そして、メカニカルミリング処理開始後100時間でほとんどが単相のルチル型酸化チタンへ相転移した。一方、ルチル型酸化チタン微粒子はメカニカルミリング処理に対し安定であり、相転移は起こさなかった。
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©  日本セラミックス協会 2002
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