日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 2I05
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酸化チタンの超親水性を利用した伝熱促進
*高田 保之
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抄録
酸化チタンの超親水性コーティング面を沸騰・蒸発・凝縮など濡れ性が影響を及ぼす相変化伝熱系に応用することで,伝熱特性の向上と紫外線の有無による伝熱制御が可能である.たとえば,プール沸騰においては,離脱気泡のサイズ,核沸騰開始過熱度,熱伝達係数,限界熱流束点(CHF),極小熱流束点(MHF)などの諸特性に影響が現れる.また,超親水性を利用すれば非常に薄い液膜の形成が可能となるので,液膜の厚さが熱伝達を支配する系において,伝熱特性を大幅に改善することが可能である.強制流動沸騰系の環状流領域や,流下液膜式蒸発器などでは,熱伝達の促進が期待される.超親水性伝熱面を各種の沸騰・蒸発熱伝達の制御に応用することを目的として,これまでに我々が行ってきた相変化伝熱への応用事例を紹介する.
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©  日本セラミックス協会 2004
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