日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 2I06
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多結晶アナターゼ薄膜の光誘起親水性に関するドメインサイズの影響
*勝又 健一吉川 英見塩田 忠亀島 欣一中島 章岡田 清
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抄録
ゾルゲル法から作製した多結晶酸化チタン薄膜の光誘起超親水性に対する粒径の影響を調査した。薄膜作製のプロセス中に真空紫外光を照射することにより、結晶相、結晶性、膜厚、表面粗さ、バンドギャップエネルギー、屈折率がほとんど同じで、粒径のみが異なる酸化チタン薄膜を得た。小さな粒径の膜は大きな粒径の膜よりも微弱な紫外光照射下で早い親水化速度を示した。さらに、紫外光照射下で摩擦力顕微鏡を使って薄膜の光誘起親水化の過程を観察したところ、親水性領域の広がりに薄膜の粒径が影響を与えることが判った。これらのことから光触媒の多結晶薄膜においては粒径が親水・疎水性ドメインの形成に影響を与えることが明らかになった。
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©  日本セラミックス協会 2004
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