抄録
チタンイソプロポキシドとオルソケイ酸エチルを1,4-ブタンジオールに入れ、オートクレーブ中、300℃で加熱することで、アナタース構造を持つシリカ修飾チタニアのナノ結晶を得た。生成物は、高温焼成後も大きな表面積と小さな結晶子径を維持し、高い熱安定性を示した。また、生成物を500から600℃でアンモニア処理した試料は、TiNの生成が抑えられ窒化が進行し、400から500nmの可視光領域に光吸収を示した。こうして得たアンモニア処理シリカ修飾チタニアは可視光照射下での有機物の光分解反応に比較的高い活性を示した。