日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 2D21
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炭化ケイ素多孔体の焼結挙動のその場測定
*松澤 菜々子小林 亮太多々見 純一脇原 徹米屋 勝利目黒 竹司
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抄録
粒径の異なる2種類のSiC粉末の配合比を変えて作製されたSiC多孔体の焼結収縮挙動をレーザー変位計でその場測定した。その結果、粉末の配合比によって、焼結挙動に差異が見られた。粗粒子の割合が多い試料は、1700℃の熱膨張以外の膨張量が相対的に大きく、成形体と比べて冷却後の寸法は大きくなった。また、焼結体の気孔径分布は微粒子の多い試料ほど小さくなり、重量減少も増加した。これは、粉末の不純物含有量や粒径の影響であると考えられる。
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©  日本セラミックス協会 2006
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